10月も第2週に入ると気温がグッと下がり



庄川峡の山々も秋っぽくなってきました。
世間の皆さんがおっかなびっくりしている感染者数も、原因不明のまま減少の一途をたどり、10月中旬には夢の平なスキー場で


コスモスウォッチングが開催され
通常8月開催のところ、内容をガラリと変更した



水まつりは10月下旬に開催されました。




どのイベントも天候に恵まれ、且つ今までの自粛ムードの反動もあり
大勢の人出で賑わい、ウチの店もおこぼれに預かりましたが、
そこは全国2位の自家用車1世帯当たり保有台数を誇る田舎者富山県民はこぞって車で来るものですから、会場周辺では渋滞な問題も発生したようです。

どの会場も公共交通機関なルートからは程遠く、かといって新たに駐車場を確保したりシャトルバスを走らせようものなら追加で結構なゼニがかかるので、誰もが気軽に参加できる類のイベントも、ゆくゆくは参加者にもイベント開催に係るコストを負担してもらう受益者負担ってのを考えなきゃいけない時期に来てるんじゃないかと思います。

11月の中旬に昨年同様ドライブスルーで開催される





ゆずまつりな実行委員会でもそんなお話が出てきました。
ただ、受益者負担を前提とするならば、イベントの中身というかコンテンツも価格に見合ったものにしていかないといけないので色々考えてみました。

※ここからは妄想入ります。取扱いにご注意ください。

とある日、某所で企画・開催したイベント。
悪天候に見舞われ、参加者もまばらなイベントだった。
会場に響く参加者のため息、どこからか聞こえる
「今年も客こねーな」の声

無言で帰り始める参加者の中、イベントを企画した私は一人で本部席で泣いていた。
イベントやツアーで手にした喜び、感動、そして何より信頼できる仲間たち・・・
それを今得ることは殆ど不可能と言ってよかった。

「どうすりゃいいんだ・・・」
私は悔し涙を流し続けた。
どれくらい経ったろうか。私ははっと目覚めた。

どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ。冷たいアスファルトの感覚が現実に引き戻した。
「やれやれ、帰って企画を組まなくちゃな」
私は苦笑しながら呟いた。
立ち上がって伸びをした時、私はふと気付いた。

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
本部席から飛び出した私が目にしたのは、会場からあふれ、沿道まで埋めつくさんばかりの参加者だった。
千切れそうなほどに手が振られ、地鳴りのように歓声が響いていた。
どういうことか分からずに呆然とする私の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた。




「オッパー、ソンニミエヨ」声の方に振り返った私は目を疑った
「ジ・・・ジェシカ?」




「オヌルドヨルシミハゲッスムニダ」
「テ・・・テヨン?」




「ムオッカムッチャンノルラゴインヌンコシムニカ?」
「ソヒョン・・・」
私は半分パニックになりながらタイムスケジュールに目を通した。



ユリ、スヨン、ユナ、サニー、ジェシカ、ティファニー、ヒョヨン、テヨン、ソヒョン。。。
少女時代が9人いる!
暫時、唖然としていた私だったが、全てを理解した時、もはや私の心には雲ひとつ無かった。
「集・・・集客できるんだ!」




「チグムーン!ソニョシデー」
出演前の掛け声を聞き、会場へ全力疾走する私の目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった。。。

翌日、誰も居なくなった会場跡で冷たくなっている私が発見された。

という事態に見舞われるかもしれないので、道の駅なお店では
イベントよりも販促メインで頑張りましゅ。