四半世紀ぶりの古都再訪 その2
25年振りとなる奈良市再訪
京都のついでに立ち寄った時に散々歩かされた3年前の教訓を活かし、今回は現地で足を確保します。
とはいえココは先の大戦でも空襲に遭わなかった古都奈良
狭隘な道を4輪で巡るのは自殺行為なので
今回は
シェアリングなレンタルバイクをチョイス。
逐一確認しないと話が進まないレスポンスの悪さや
四輪に比べて高めなお値段故に
実際使うまでは半信半疑でしたが
バニアケースとスマホホルダー付きはうれしい誤算でした。
お久しぶりな原付にまたがったらJR奈良駅を出発して
奈良市内で最大の人口密度を誇る西大寺駅へ。
卒業までの2年間住んでた駅周辺は
今風な作りにはなってるモノの
四半世紀前と同様、開かずの踏切として猛威を振るってました(爆)
卒業年次まで住んでたアパートは未だ健在でしたが
当時は外で火を付けなきゃならんかった外付けボイラーは給湯器に取り換えられており
さすが21世紀と
文明の進歩を感じる事が出来ました。
アパートから徒歩圏内にあった薬屋やたばこ屋やスーパーや銭湯は
まるっと空き店舗や空き地に姿を変えており
コチラでも四半世紀な時の流れを感じます。
西大寺の大正義、近鉄が営む百貨店は
いつの間にかイオンと合体しており
大学までの通学路途中の
週末にはみすぼらしいクズ競輪客であふれる無人駅はちょっとキレイになってました。
古より奈良盆地から北を結ぶ交通の要所だったため
ここら辺には様々な人が住んでるようで
在学中の最盛期には2,000人を超える構成員を抱え、毎月20日には黒塗りの車がズラリと並んだ菱形な組の武闘派幹部の組事務所は今じゃ
もぬけな空の廃墟になってましたが、裏には縁者と思しき豪邸がそびえてました。
と、ゴミゴミしたトコロから若干香ばしいエリアを抜けたら
母校な4年制大学の辺りに向かいます。