毎年8月4日~5日に開催される

   

青森県は五所川原な立佞武多(たちねぷた)のお祭りでは




高さ約23メートル、重さ約19トンにも及ぶ人形灯篭3台が市内を練り歩きます。


木の柱に針金で骨を組んだら紙で覆い、中から電球で照らすという
基本的な構造は


どっかのヨイヤサな行燈と同じですが
なんのせま、高さ23mとバカ高いため
1台作成するのに要する期間は1年の長丁場

完成した立佞武多は3年間お祭りに使用された後、別の形に更新されます。
てなわけで


2021年に完成したこの子は今年で役目が終了し、別の姿に転生する訳です。

かつては富の象徴として地域の有力者がこぞって巨大化させた立佞武多ですが
娑婆に電線が普及する明治の終わりごろから縮小・小型化されていきます。

しかし、平成の世に昔の写真や図面が発見されたのを機に市民有志が復元させ
1998年には約90年ぶりとなる祭りが復活し、今日に至ります。
てな解説を聞きながら
 



立佞武多を色んな角度から見て降りていきます。
ガタイがデカい故、全体的に大味な造形なのかというとそうでもなく





細部までしっかり作りこまれています。



勇壮かつ繊細な立佞武多を堪能したら
お宿にチェックインして夜を迎えます。